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施工事例

施工日: 2021年1月19日

【業務用】某自動車販売会社様 室外機ワックス弁交換

業務用設備工事

施工内容:大阪ガス製パナソニックGHP20HP 室外機ワックス弁交換

施工時間:約40分

型式:SGP-HL560K2GZ

運転時間:13,210時間

エラーコード:A19(冷却水温度低異常)

2021年1月19日、大阪ガス遠隔監視システムにて「A19」エラー検知。
※「A19」冷却水温度低異常

GHP(ガスヒートポンプエアコン)では室外機に車と同様にエンジンが搭載されており、エンジンを動力にしてコンプレッサ(圧縮機)を駆動し、冷暖房の空調を可能にしています。
リモコンを入れた際にエンジンが稼働し徐々にエンジン本体の温度が上昇していきます。
その際にエンジン内部に冷却水回路を設け本体温度の上昇を防ぐ構造になっています。
冷却水の温度は冷房時でも暖房時でも65~75℃がベストでその温度より高くても低くてもエンジンの出力や異常に影響し、空調能力の低下に繋がります。

冷却水温度を一定に保つ為、冷却水回路内には水温によって開閉し回路を切り替える弁(ワックス弁等)が組み込まれており、水温が低い状態だと弁を閉めて短い回路(エンジン側)で循環させ、水温が高い状態だと弁を開けて、より長い回路(室外機上部のラジエータ側)へ冷却水を循環させて水温を下げていきます。
夏季などの外気温が高い場合は冷却水の温度が上がりやすい為、室外機上部のラジエータ側へ冷却水回路を切り替えて放熱用のファンで冷却水の熱を外に逃がし、逆に冬季など外気温が低い場合には冷却水温度が上がりにくい為、エンジン側へ回路を切り替えて冷却水の温度を上昇させます。

訪問時に機器診断したところ、ワックス弁が開いた状態のまま固着し、冷却水温度が低いまま長い回路で循環していた為、冷却水温度未上昇にてエラー検知していました。
設備管理会社へ現状と部品代金の概算、車載部品にて修理可能の旨を説明したところ早急に対応して欲しいとの事で当日ワックス弁の交換作業を実施。
ワックス弁の交換作業は弁の前後の冷却水ホースを専用工具で挟み冷却水の流れを遮断させてから内部の弁本体を取り外し、内部清掃後に新品部品を取り付けます。部品交換後、機器の運転確認を実施。交換箇所の水漏れの確認及び冷却水温度の安定を確認し作業完了。

ワックス弁の不具合は弁の開閉を繰り返すうちにワックス弁内部のワックスリークやOリングが劣化する事により、弁が正常に作動しなくなる事で起こります。
弊社では各メーカーで比較的安価な部品や故障履歴が多い部品はサービスカーに車載しており、機器の故障時に即日復旧出来るよう対応しております。

ワックス弁交換前
ワックス弁交換前
ワックス弁取り外し
ワックス弁取り外し
ワックス弁(新品)取り付け後

ワックス弁新品取り付け後

 

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