CASE

施工事例

施工日: 2021年5月

【業務用】某スポーツジム様 室外機エンジンスターター交換

業務用設備工事

施工内容:室外機エンジンスターター交換

施工時間:30分

型式:SGP-H710K2GZ

運転時間:41,179時間

エラーコード:A23(クランク角センサ異常) 

 

GHP(ガスヒートポンプ)エアコンの大きな特徴はコンプレッサを動かす為の原動力として室外機内部に車と同様にエンジンを搭載している事です。
エンジンとコンプレッサをベルトで繋げてエンジンが稼働すると同時にコンプレッサが回転しフロンを圧縮して冷房や暖房運転を開始します。
例えば、昔の車を始動する際にキーを回すと「キュンキュンキュン」とエンジン始動用のスターターの音がしてからエンジンが回りブレーキを離すと車が動き出します。
GHPも同様にリモコンをONにすると室外機内のエンジンから「キュンキュンキュン」と音がしてエンジンが起動し、同時にコンプレッサが稼働する事により空調を開始します。
このエンジン起動時に様々な制御が働きどこか不具合箇所があればエンジンが起動しなくなりリモコンにエラーメッセージが発報されます。

今回のエラーコード「A23」はエンジン内部の歯車の回転数を検出している「クランク角センサ」がエンジン起動時に回転数を検知出来ずにエラー発報していました。
機器診断したところクランク角センサ自体の故障ではなくエンジン始動用のスターターが故障している事によりエンジンがかからず、
内部の歯車が回転しない事で同エラーを検知しており、スターターの発停回数を確認すると9万回以上発停していました。

GHPエアコンは室内の温度がリモコンの設定温度に達すると冷房時はもう冷やさなくていいと機器が認識しエンジンを停止させ一時的に空調を停止します。
そして、室内の温度が設定温度と上回るとエンジンを再起動させ冷房を再開します。
暖房時も同様の制御で室内の温度が設定温度を下回るとエンジンを起動させて暖房運転を開始します。
その為、GHPエアコンではエンジン起動時に必ずスターターが作動するのでリモコンをONにした状態のままでも室内の温度変化により何度も発停を繰り返しており、スターターの発停回数が増えて故障に至ります。

今回は修理訪問前に遠隔監視システム(遠隔にて機器毎の各データを都度確認する事が可能で、機器の運転時間やスターターの発停回数の他、エラー検知した際のリアルタイムのデータを確認出来るシステム)にてエラー検知室外機のスターター発停回数過多を確認していたので、修理訪問時にスターター持参の上交換とし当日復旧する事が出来ました。
スターター交換作業も30分程度で終わり大阪ガス保守契約内での工事の為費用も一切掛からず、お客様には大変喜んで頂きました。
GHPエアコンに関する不具合(リモコンにエラーメッセージが出ている、効きが悪い、室外機又は室内機で変な音がする)でお困りの際は、弊社までお気軽にお問い合わせください。

 

旧スターター取り外し前

旧スターター取り外し前

旧スターター取り外し後旧スターター取り外し後

新品スターター取り付け後新品スターター取り付け後

 

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